1月7日(土)山口県周防大島町「大水無瀬島」
京都大学、周防大島町、東部エコツーが共同して伊予灘に浮かぶ無人島「大水無瀬島」の猿の調査をしていますが、この度定点カメラにイノシシが写っていました。
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※定点カメラは許可を得て設置しています。
東部エコツーは今まで何度も大水無瀬島に渡っていますが、イノシシの痕跡は見たことがありませんでした。

以前、屋代島から平郡島に向かって泳いでいるイノシシが目撃されているので、大水無瀬島には沖家室島から5kmを泳いで渡ったのではないかと考えられます。
撮影:京都大学
このようにイノシシは伊予灘の島々を泳いで渡って生息域を拡大しているのではないでしょうか。
大水無瀬島には猿は棲んでいますが、この島には食べ物が少ないのでイノシシは繁殖はしないと考えています。
しかし、このイノシシがどうなるか興味深いものがあります。