5月16日(日)山口県熊毛郡田布施町
山口県の東部の田布施町、柳井市、平生町にはかつて2世紀~7世紀頃に栄えていた「熊毛王国」と名付けられた王国がありました。
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今でもそこには60近くの古墳や古墳群があり、今日はその一つ、田布施町にある「後井古墳(ごいこふん)を踏査してきました。

後井古墳はうっそうとした竹林の中にあります。

この入り口から約60mのある神社の参道の先に古墳があります。

入り口の石段を上がり、両側を竹林に囲まれた土の参道を30mくらい進むと鳥居があります。

この鳥居には秋葉社という看板が掲げてあり、このことから神社神社が火除け・火伏せの神として全国に点在する「秋葉大権現」であることこが分かります。

この鳥居を過ぎ、また約30mの土の参道を進み、最後に石段を上がると神社の境内に着きます。

境内には2つの灯籠があり、その奥に古墳石室への入り口があります。


石室には神様が祭られています。

後井古墳は中国地方有数の巨石古墳で「熊毛王国」の他の古墳とは違った趣があります。
その足で隣の岩国市の山林に行き、ササユリの様子を見に行ってきました。

この様子だともうすぐ「上品」という花言葉のような、淡いピンクの少しうつむき加減に咲かせる姿を見せてくれることでしょう。
