4月4日(木)鹿児島県、宮崎県
山頂に天逆鉾が立っている、日本神話において天孫降臨の地である霊峰「高千穂峰」1574mに登りました。
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高千穂河原から登山すると標高差600mくらいで初心者でも登れますが、近くには音をたてて白い煙をあげて噴火している新燃岳、登山道には活火山であるお鉢があるので、噴火警報・予報などを事前に確認しておく必要があります。
登山口・高千穂河原には霧島神社の古宮址(ふるみやあと)があり、ご来光を受けてお参りしている方がおられました。
中腹には、古宮址に以前に祭られていた元宮址(もとみやあと)があります。
この2つの宮址は度重なる噴火のため消失し、古宮址、元宮址と順次山を下りて、今は麓の安全な場所に祭られています。
古宮址から登山道は石段ですが、その後、砂、溶岩そして砂と状況が変わり、注意が必要です。
元宮址からの最後の160mの登りは登山道は崩れ、足元は砂状で要注意です。
それを登りきると山頂、ふり返ると素晴らしい景色が迎えてくれます。
太陽を近く感じます。
山小屋に入ると、親子3代でこの峰を守ってきた方のご苦労が偲ばれます。
この山には自然にやさしい試みがなされています。
自分が出したものはもって帰りましょう!
お鉢の遥か先には桜島、先日登った大隅半島の山々が見えます。