12月7日(水)山口県周防大島町大水無瀬島
今週末に開催される「防伊諸島エコツアー」(瀬戸内エコツーリズム推進協議会)で上陸する大水無瀬島(東部エコツー 水無瀬エリア)の踏査に行ってきました。
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今日は東側にある「家の前」という湾から上陸しました。
この島は今から58年前(1958年)まで人が住んで、マホラン(昔はロープとして使っていた)を栽培していましたが、その後は無人島になりました。
森の中に入ると、かつて使用されていた井戸や貯水槽などが残っています。
この島の守り神・明神様に導くように石段が海岸から登っています。
その石段の終点の境内の崩れた瓦の中に鬼瓦やシャチホコを見ることができます。
このご神体は現在は小積(おつみ・周防大島)の厳島神社で合祀されています。
また、暖帯に育つバクチノキの巨木がたくさん生息しています。
標高70mの明神山には2等三角点があります。
また、標高200mの大水無瀬山の中腹には太平戦争中の海軍の見張り台もあります。
山の中を歩くと国の天然記念物であるカラスバトの泣き声が響くなど、以上のように大水無瀬島は自然、歴史などの多くの見所があります。