8月30日(火)山口県周防大島町「大島アルプス」
大島アルプスにある4座の中で一番北側に位置する「頂海山」(標高454m)の踏査・整備を行いました。
※画像をクリックすると拡大表示します。

まず2手に分かれて、2つの登山口(潮海岩屋観音登山口、鞍ヶ峠岩屋観音登山口)の草刈りをしました。



このコースは変化に富んでおり、途中40mの断崖絶壁を上り下りする所もあります。


崖を登った先には上関半島などを望む絶景が待っています。


また、そこでは日本で周防大島町屋代島と柳井市平郡島にしか生息していない「瀬戸内の女王」セトウチギボウシが今、花期を迎えています。


崖を下るとかつては地元の人がお参りしていたのですが、今はお参りする人も無くひっそりと佇む2つの岩屋観音があります。


東部エコツーではそこを訪れたときは必ずお参りをし、今日そして今から野外での活動の安全をお願いします。

今まで全く眺望が無かった頂海山山頂は、昨年周防大島町が山口県の助成を受けて木々を伐採し、少しずつ見晴らしが良くなってきています。

頂海山山麓では今、狐の神秘さからその名が付いたといわれるキツネノカミソリが咲いています。

東部エコツーではこの秋、このコースを案内するエコツアーを開催する予定です。