8月11日(火)山口県周防大島町「佐連山」
第二次世界大戦末期の昭和18年頃に佐連山中腹に建設された日本海軍「聴音照射所」の跡を子ども達と巡りました。
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木立は日差しから登山者を守ってくれるし、涼しい風も届けてくれます。

それもつかの間、次には急な坂が待っています。

それを登りきった後の休憩は何ともいえません。

目の前に突然現れたレンガ造りの戦争遺構に一瞬足が止まりますが、その雰囲気に慣れれば本領発揮、大人たちの心配をよそに歩き回ります。

子ども達は戦争遺構や当時の佐連の暮らしなどを聞き、平和のありがたさを感じているようでした。

また、新たな遺構跡を見つけて、今後の課題が見つかりました。

帰りは子ども達の要望に応えて、少しハードなコースをガイドロープを使って下り、黄色い声が山の中にこだまします。

戦後75年経ち、今年は戦争経験者の減少、戦争遺構の保存などが新たな問題として挙げられていますが、このように次代を担う子ども達が参加していろいろ体験し考えてくれたことは大変嬉しいことでした。
