2月6日(木)山口県柳井市平郡島
平郡島縦走路の整備を行いました。
※画像クリックすると拡大表示します
朝7:00対岸の周防大島町片添港を平郡西に向けて出港しました。
平郡西の集落から長深山を目指します。
長深山中腹の鶴甫(つるぼ)の展望台からは今日ははるか遠くに九州の由布岳、鶴見岳が見えました。
もう一つ、ここには目を見張る段畑石組みがあります。
登山道に生息するユフノハナワラビも最近かなり減ってきました。
これも環境の変化が原因でしょうか。
長深山、深山と縦走し、途中寄り道をして紅岩まで200m下ります。
紅岩からは周防大島の絶景を望むことができますが、今日は生憎の曇り空でした。
その後、大滝山、大嶽と縦走します。
大嶽からは眼下に平郡東の集落、今日は遠く四国の石鎚山が見えました。
その後は大嶽の直下の大壁を仰ぎながら、平郡東の集落に下りていきます。
このルートは途中、戦争遺構を見ることができます。
その後、平郡東にそびえる大嶽に別れを告げて、片添港に帰港したのは17:30でした。
今日の踏査でも、山道は1年に1回すれば維持できるということが分かりました。
また、平郡に生息する希少種・セトウチギボウシの生息地は笹が進出し、生息域が狭まっていることが確認できました。
また、セッコクがかわいい実をつけているのを見ると少し安心しました。