10月26日(土)山口県柳井市
柳井のエコツーリズムをカニに一翼担ってもらおうと柳井の白壁通りのカニ調査に行きました。
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この通りには珍しい看板が立っています。
柳井の町では石組みの減少、柳井川の護岸工事、車の交通量の増加などが原因でその数が激減しています。
この看板には室町時代からこの町並みとともに共存してきたアカテガニを守ろうという地域の願いが込められています。
白壁の町の歴史、文化、それにカニの自然が加わるとこの町並みの魅力がもっと増してくると考えています。
この町にはアカテガニだけでなく、仲間のベンケイガニも住んでおり、その違いは甲羅にあり、目と目の間と甲羅がゴツゴツしているのがベンケイガニです。
その他、6月頃の産卵期に「恋のダンス」をするチゴガニもいます。
しかし、残念ながら気温が下がり、冬眠に入る前で活動が鈍っていてあまり見かけませんでした。