6月12・13日(水~木)長崎県島原市・雲仙市
今年6月に天草「潜伏キリシタン」がユネスコ世界遺産に登録されて注目を浴びている長崎県。
同じ県にある島原市を訪れて、平成2年から始まった雲仙普賢岳の噴火活動、災害の様子、それに直面した人々の行動などをいかに後世に伝えていくかということなどを学んできました。
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※「がまだす」とはこの地方の方言で「がんばる」ということです。
「がまだすドーム」(雲仙岳災害記念館)を拠点施設にして島原半島をジオパークにするために、地元観光団体、ボランティア団体、活動している団体や人たちが集まって「島原半島ジオパーク協議会」を組織して行っています。
がまだすドームで大体のことは学べますが、町中に実際に火砕流に襲われた「小学校跡」や火山灰に埋めつくされた台地にある「平成新山ネイチャーセンター」など、実際に学ぶことができる施設が多くあります。
しかし、被害にあった場所も長い年月で草木が生えたりして概観が当時のものとは変わってきているそうです。
その後、雲仙側から普賢岳に登り、平成新山を間近かで見てきました。
煙を上げている平成新山をすぐ目の前にすると足早になってきます。
山道ではモクレンの仲間のオオヤマレンゲなど多くの植物が花を咲かせて迎えてくれました。