5月3日(憲法記念日)山口県周防大島町「大島アルプスエリア」
周防大島町頂海山にある「鞍ヶ峠岩屋観音」の胎内くぐりの調査をしました。
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1年ぶりの踏査で途中倒木などがあり、それらを撤去しながら高度を上げていくます。
苔に包まれた登山道を進みます。
やがて幻想的な森が現れます。
水路も一面、苔に覆われています。
途中、さまざまな植物が出迎えてくれます。
夏の終わりにうすい紫色の花をつける、周防大島と柳井市の固有種「セトウチギボウシ」
の新芽
鞍ヶ峠岩屋観音では所期の目的であった、3階建てのビルの大きさの巨岩にくりぬかれた空洞を通り抜けます。
この空洞は長さ10m、腹ばいになって進みます。
しかも、無事通り抜けるためには、身長170cm・体重70kgくらいまでの体の大きさであり、10m這って進むことができる体力のあることが必要です。
この願掛けの穴の存在は4~5年前から知っていましたが、まだ一度も穴の踏査をしていなかったので、エコツアーではプログラムとしては使っていませんでした。
今回踏査を終え、安全に通り抜けできることを確認したので次回からはプログラムとして活用します。
近くに住んでおられる100歳のおばあちゃんも子どもの頃には入って遊んでいたそうです。もちろん縁日には大人も通り抜けてお願い事をしました。
胎内くぐりをした後は、鞍ヶ峠展望地で眺めを良くする作業をしました。
お陰で眺めが最高になりました。
下山は近くにある展望地を探しながら行いました。
展望地はもちろん新たな鑑賞ポイント「夫婦岩」を発見しました。
頂海山の素晴らしさを再発見しました。