4月1日(月)鹿児島県開聞岳・知覧特攻平和記念館
他地域の自然や歴史などを学ぶために鹿児島県を訪れました。
昨晩21時に開聞岳の登山口に到着しました。
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今朝の開聞岳も朝日に照らされて暗闇から浮かび上がってきました。
この時期、開聞岳に登ると白いショウジョウバカマの花が咲きます。
標高0mから924mにそそり立つ開聞岳山頂からは麓の町並みが間近に見えます。
山頂には開門神社の奥の院が祭られています。
白いショウジョウバカマの花の中に黄色やピンクのものも見えます。
麓には死者の追善供養や生前の逆修供養のために建てられた天の岩屋供養塔群がひっそりと佇んでいます。
この地へ来たときは知覧にある特攻平和記念館を訪れることにしています。
何度訪れても戦争の悲惨さ、恒久平和の大切さを感じます。
かつて知覧の飛行場を飛び立った特攻隊員は開聞岳を周回し、その山が見えなくなると本土の家族などへの未練を断ち切ったそうです。
その話を聞いたとき、毎年この時期に咲く白いショウジョウバカマが特攻隊員の化身ではないかと私は思えてなりません。