1月31日(木)山口県周防大島町佐連「瀬戸内海国立公園」
東部エコツー「白木半島エリア」に佐連という集落があります。
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佐連集落の裏山、標高300m近くの山中に太平洋戦争中に使われたいろいろな戦争遺構がひっそりと佇んでいます。
これらの施設は豊後水道を北上して呉の軍港を爆撃する飛行機を照らしたりその音を集めたりするためものでした。
佐連の集落から施設までその建設に必要なセメント、レンガなどを運んだという「海軍道路」と呼ばれる山道があります。
当時、男は戦地に赴いていたので、留守を預かっていた20才前後の若い女性が重いレンガなどを「おいこ」に背負って運んだそうです。
その重さは30kgに達することもあり、重さによってもらえる金が違っていました。
この度、地元の方にその「おいこ」を譲っていただきました。
いずれ、ここで行うエコツアーで「おいこ」でレンガなどを背負って海軍道路を登る体験をしてもらいたいと思っています。